時速350キロで出発進行・川重が高速列車開発

時速350キロで世界へ発進 川重が高速列車開発(産経新聞) - Yahoo!ニュース

川崎重工業は11日、時速350キロでの営業運転を実現する新型高速鉄道車両「efSET(イーエフセット)」の開発に着手すると発表した。世界市場をにらんだ高速列車の自主開発は国内メーカーでは初の取り組みといい、平成21年度末までに開発を完了する予定。

 従来は納入先の案件ごとに車両を開発していたが、世界中で今後20年間に見込まれる1万キロ前後の高速路線増設に伴う車両の需要増に対応するには、川重独自の高速車両の開発が必要だと判断した。新型車両は新幹線の設計で培った快適性向上や環境負荷低減の技術を適用し、欧州の大手車両メーカーとの受注競争を有利に進める考えだ。


今までJRなどからの注文を受けて、高速列車を作って来た川重が
独自に高速車両を製造して、世界各国の鉄道会社に売り込みをかけるという事です。

やはり鉄道の世界では、欧米のどの国でも
「新幹線」のネームバリューと信頼度はとても高いものです。
どの国のどの高速列車にも勝る44年の実績があります。

現在は世界的に見ても、もっともシェアが大きいのは
フランスのTGV系の高速列車です。

投稿者 kota : 12:26 | その他の話題・つれづれ
                                      スポンサードリンク

英仏海峡を結ぶユーロスターや、ベルギーのお洒落なタリスなどもこのTGV系です。

国土が比較的狭く、隣国と陸続きである事が多いヨーロッパでは
新幹線の成功以来、高速鉄道網で各都市を繋ぐという構想が発展し、
現在では各国がそれぞれに様々な高速鉄道を走らせています。

結構、これらの中の老舗列車に乗っている私的には
TGV系は好きではありません。

電車式ではなく、機関車が客車を引っ張る方式(日本では寝台列車に多いです)なので
静かなのですが、とにかく座席が狭い! 
その上、「速く行くこと」を主眼にしているのと、
線路の周りの騒音・景観対策でなのか、線路が掘割の中を走る事が多く、
眺めが死ぬ程悪く、壁といいますか、斜面部分がとても近いので
見てしまうと目が痛くなったり、酔ったりしそうです。

つまりはものすごーーーく、居住性が悪いんですね。

イタリアのESスターも対座シート(クロスシート)の間隔が狭い上に
1等車(グリーン車相当)ではドリンクサービスもあって、
豪華に見せる為もあるのか、テーブルがその狭い間に立っているので
足が全然伸ばせずに、かなり厳しい乗り心地です。
英仏伊の方々は日本人より体も大きい事が多いでしょうに…

こんな時こそ新幹線の居住性は誇れると思います!
狭い国土に多くの人が密集して住んで居る日本では、
いろいろな制限もあって、速度はあまり出せませんが
静かで省エネで快適な列車が育ったんですね。

速度を追求した500系のぞみが「座席がわずかに狭い」という理由で
一番の顧客であるビジネスマン連中からそっぽを向かれたがために
凋落、居住性とコスト重視の700系路線が主流となったことからも判ります。
TGVの乗り心地では日本では大不評間違い無しです。


フランスではあの狭い1等車で、でっぷりしたオジサンが
座席に体を押し込んで、ミネラルウォーターを飲みながら
書類や本を読んでいる(外を見ると気分悪くなりますし)わけですが、
このTGVと争って、川重は他国の受注を取る事ができそうな気がします。

でも川重が売り込むのはTGVタイプの車輌なんですよね〜
ちょっと残念ですが、500系ラヴァーとしては
500系の正統な進化の姿を見せて欲しい気もします!


ところで、一番居住性に優れていると私が考える高速鉄道は
ドイツのICEという列車です。

「中国高速鉄道、独系車両主力へ」世界から-中国・台湾ニュース:イザ!

中国紙、人民日報(海外版)によると、中国鉄道省幹部は、現在建設中の北京−上海間高速鉄道について、ドイツの電機最大手シーメンスが技術供与した高速列車CRH3型「和諧号」が主力車種になることを明らかにした。CRH3型は、1日に開業した北京−天津間の都市間鉄道(営業最高時速350キロ)で走行。6月の試験運転では時速394.3キロの最高速度を記録した。(北京 共同)

中国もアジア的居住性を選んだのかも。これは最大のライバルになり得ますよ!

投稿者 kota : 2008年9月12日 12:26
                                        スポンサードリンク
    
 この記事が「いいな」と思われたらポチッと↓一票お願い致します
  人気ブログランキング  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 ファッションブログ 靴・スニーカーへ にほんブログ村 サッカーブログ ブンデスリーガへ




トラックバック

 ※当サイトへのトラックバック※
 正しい利用法のなされていないもの(記事内容への言及と当該記事への
 リンクのないもの等)に関しましては削除させて頂く場合がございます。

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yakushi.org.uk/blog/tt-cgi2/tt_tb.cgi/994

コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ



【サッカーショップ加茂】バイエルンミュンヘン ホーム ユニフォーム
【サッカーショップ加茂】アディダス各国代表2010モデルユニフォーム
サッカーショップ加茂
【サッカーショップ加茂】ブレーメン ホーム ユニフォーム
アクセスランキング

Topページへ

Syndicate this site (XML)

Supported by 楽天ウェブサービス


Powered by
teeter totter Ver.2.17



楽天ブックスで探す
楽天ブックス



※当サイトへのトラックバック※
正しい利用法のなされていないもの
(記事内容への言及と当該記事への
リンクのないもの等)に関しましては
削除させて頂く場合がございます。