MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

今回買ったcrocs tilda ティルダ（チルダ）というモデルは、
今年の秋冬コレクションを最初に見た時から、一番、物欲を刺激されたモデルでした。

それがいざ買うとなると、あれこれ悩んだ揚句、
価格差があまりないからという、情けない理由からgretelを先に購入した訳ですが、
gretelのあまりの良さに、間髪入れずこちらも注文してしまったという訳です。

いろいろ通販サイトを見て回ったのですが、gretelの扱いは多くても
こちらのtildaを置いているショップはまだ少なく、
レビュー・感想なんかもまだまだ皆無に近い状態ですので、お役にたてれば、と思い、
ちょっと急ぎ気味に、ざざっとファーストインプレッションをお伝えします。


……ファーストインプレッションとか言ってますが、
履き心地は既にゲット済のgretelと似ていますし（ライニングが違うだけですから）、
tildaも既に一昼夜、室内履きとして連続着用しております。
とにかく、グレーテルは黒をチョイスしたので、こちらは最初から気になっていた
プラムかマッシュルームを…と思い、結局プラムを買ったのですが、
しまった、黒だったら仕事で履く事も十分可能だったのに！と後悔しています。
そんなわけで、現在ブラックのtildaもサイズ悩み中、です（笑）。

ティルダはもともと取り扱いが少ない事と、キルティングのライニングが面倒そうなので
しばらくは格安の偽物がオークションやネットショップに出そうに無いので安心ですね。
私のgretelもtildaもちゃんと国内正規品です。安心感・満足感が違いますよね〜


実物は上の写真よりやや青みがかったワインカラーです。
今の仕事で、靴は"スニーカーでも良いが、華美でないもの"とされているのですが、
残念な事に（？）今回買ったカラーは履けそうにありません。
このプラムの発色はシックでいながら、とてもキレイなんですよ！

カラーバリエーションはこのプラムの他に、
マッシュルームとバブルガム、ブラックと計４色があります。
バブルガムはコットンキャンディーに似た感じなのですが、
ただ甘いカラーなだけではなく、スエード調のシューレース（リボン）に
マッシュルームカラーが合わされていて、ちょっとスモーキーなトーンも加わっています。

シューレースのカラーは本体カラーと絶妙にコーディネートされていて、
プラムの本体にはエスプレッソが、ブラックにはブラックが、
マッシュルームにはプラムカラーが組み合わされています。


サイズですが、gretelではゆったり目のW8でジャストサイズだった為、
今回のtildaもW8を選んだのですが、
ライナーのボリュームが少ないtildaでは、やや大きかったようです。
こんな感じでかかと部分が1cmほど余っています。

裸足や薄手タイツで履くと、カポカポしています。
普段の多くのcrocsのように、もう1サイズ小さめにするとぴったり過ぎでしょうし…
まあ、甲がぴったりとしたデザインなので、大きめでも全然脱げませんし、
ソックスをあわせるなら大きい方が良いですし、次もW8でいいかな…という気はします。

ところで、公式サイトの写真や、通販ショップで使われている写真の多くでは
インナーライナーは結構控えめな感じなのですが、
私のtildaでは、いかにも重ね履きしているよ、という感じでライナーが見えています。

gretelの記事を書いた際、実はオランダの木靴（クロッグ/サボ）を持っていると書きました。
本物の木靴オーナーとしては（笑）、木靴のあの、
裸足や薄手の靴下で履いた時の、つま先に当たる感じが気になっていたのですが、
このtildaやgretelでのライナーを使うという処理の仕方はすごいと思いました。

クロッグの中で足が前後に動き過ぎて、つま先にカツンと当たるんですよ。本物は。
それをライナーをつける事で、足を滑らないようにホールドし、
また痛いと思う事なく、アッパーで安定させるようになっています。


上の写真の様に裸足で無造作に履いても、
タイツでフェミニンに履いても決まるtildaですが、
ここは厚手ソックスを合わせて履く事をお勧めしたいと思います！
ネップのあるミックス糸なんかの、たっぷりとしたハイソックスを
くしゅっ、とさせて履くと、いや、もう、超絶可愛いですよ！
ビルケンに合わせるようなソックスですね。FALKEなんかでもGoodです。

そして伝統的クロッグの形を活かして、ダサ可愛い田舎風の模様編みや
北欧調のデザインの編み柄のソックスで履いても似合うと思います。
こんな感じで。

シューレースと同系色のぽってりしたウールソックスを選んでみました。
やっぱりかかとが余っています（笑）が、それがかえってクロッグっぽいですよね。
実はインナーライナーのおかげで、この状態だとかなりぴったりサイズなんですよ。

今回は先に着画モドキを載せてしまったので、
tildの詳しい説明やディティールについては次回に回したいと思います！