MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

もともとcrocsの製品の大部分は中国で作られています。
ですので、作り方やデザインさえ知ってしまえば、いくらだって中国で作れるとも言えます。
正規品として直営店で売られているcrocs製品と同じ工場で、
同じ材料を使って作られた製品というのも出回っているのかもしれません。

昔、ファクトリーアウトレットのブームがあった時は、
偽物とは言えませんが、そんな感じの衣類や小物類が多く見られました。
有名ブランドと同じ下請け工場で、同じデザインで作ったものだけど、
偽物ではないから、あえてブランドのタグは付けていない商品や、
有名ブランドの製品として作られたものの、商品検査に引っ掛かった為、
B級品としてブランドのタグを切って販売しているものもありました。
売れ残ったシーズン外れの商品もタグを切ってノーブランドとして売っていました。
昔、香港のスタンレーの辺りで買って来たダンガリーシャツは
タグが切られていましたが、後で分かったのですがアルマーニでした。

こんな感じに、現地工場のチェックではねられた不良品を
「本物のcrocs」として横流ししている場合もありそうです。

しかし、中国の問屋のサイトを検索で見つけた方も多いのではないでしょうか。
安物仕入れに有名な場所（義烏など）の問屋が日本向けのサイトをやっていたりします。
こんな所や、こんな所から仕入れたものを売っている海外のネットショップから
買い付けて来たものを販売している日本の通販ショップやオークションの出品者がいます。
仕入れ段階で１足数百円程度のクロックス、
これは大量に作られた偽物の可能性が高いのではないでしょうか。


ちょっと前にこのサイトでも偽物のサッカーユニフォームの話を書きましたが、
商標を真似てしまった場合、コピー商品として税関で没収されてしまう事もあります。
しかし、crocsなどの靴の場合は、まだまだこのコピー商品としての
摘発がしづらいようで、怪しい商品が大量に出回っている現状です。


さて、そこで私がネットで安く買ったcrocsの新製品olivia オリビアです。
上の写真のアイテムです。

最初に「んんーー？」と思いました。
どこがおかしいかは具体的にはあまり書きませんが、怪しさ満点です。
「まぁ、定価より安いし、直営や正規の取り扱い店じゃないから
偽物掴んでも自業自得だし、ブログのネタになるならそれで元が取れたと思えるしね」
などと考えていましたが、さて、写真に撮ってみると…大爆笑！！
自分の目で見るより、写真で見るともっとはっきりと分かるーーーー！

これ、偽物とかどうとかって言う問題じゃないんですけれど！


裏から写真を撮ってみました。
…なんか、左右で微妙に色が違う……

……と言うか………

左右をくっつけて横から撮ってみました。

笑う用意はいいですか？





どっちのシューズもサイズはW7って書いてあるんですけどーーーーっ！（笑）
踵のシルエットも違う！

偽物とか本物とか以前に、とりあえずちゃんと履けるもの、下さい。


※クロックスは正規販売店か評価の高いネットショップで買う事をお勧めします。
危険な香りのする（笑）ネットショップやオークションでは、
本物偽物を見る自信のある方以外はお勧めできません。