物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など アップルの堪忍袋の尾が切れた?
痛いニュース(ノ∀`):アップル、文化庁を激しく非難
「日本の著作権行政、消費者を無視している!」「文化庁、もはや著作権行政運営の資格なし!」
某所で熱く語られていますね。
また何でこの話が再燃したのかと思えば、そうか、保留になっていたんですね。
Macユーザーと言いますか、アップルユーザーには既に機知の問題だったんですが、
JASRACをはじめとする著作権保護7団体が05年7月28日に開催された
文化庁の文化審議会 著作権分科会 法制問題小委員会において
録音・録画機器に対して「私的録音・録画補償金制度」を
iPodにも早急に拡大すべきであるとの声明を発表、
それに対し、電子機器メーカーなどはJEITAを通じて
現行制度の問題点を指摘した上での再検討を主張、結果は先送りとなっていました。
その際、私的録音・録画補償金制度そのものについても廃止も含めて抜本的に見直し、
メーカー・権利者・ユーザーを含めた検討の場を設け、
07年中にも具体的な結論を出す事が確認された… はずがコレですか!
今回のアップルの主張にも含まれている
「広く一律に補償金を徴集するよりもコピーガードや
著作権保護のシステムとそれに基づく徴集システムの整備を整え、
公平な徴集と分配を推進すべき」みたいな事が確認されていたはずですが、
結局そんなことに取り組んでいた企業・団体は
アップル以外にはなかったという事なんですかね。
適度に緩く使いやすい著作権保護が施された音楽・映像データを
便利で楽曲の数も豊富なダウンロードサイトを通じて購入し、
使いやすいアプリケーションを使ってパソコンや電子機器に取り込む。
これを広く浸透せしめたアップルだからこそ言える発言ですが、
今一度日本の各団体はその意味を深く考えるべきでは無いでしょうか。
そうそう、あの時はiPodをはじめとするHDやフラッシュメモリー内蔵のプレーヤーは
必ずしも音楽だけを聞く為では無いという意見もあり、結論を決めかねるとなった訳ですが、
USBポートに挿すメモリタイプのプレーヤーは結構多くの人が
仕事のデータを持ち運ぶなどにも使っているのでは無いでしょうか。
私も今使っているiPod nanoは10%程をデータ領域として
写真やスケジュールやバスの時刻表、その他メモなどを見る為、
ネットから落としたニュースをブラウズする為に使っているんですが、
もし仮に補償金が課金されたとして、また同様にiPodを買って使った場合、
その分はどうやって補償金を還付してもらえるんですかね。
iPodシリーズがUSB2.0ポートオンリーになった今では不可能となりましたが、
ウチの古いFW(IEEE1394)付きのiPodはほぼ音楽を聞く事は無く、
起動ディスクになるバックアッパーとして働いていますが、
(旧式マシンを使っているのでiPodとパソのHD容量が同じ…)
こういう人も居るんでは無いですかね?
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