MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

最近、アップルコンピュータからセールス電話があるんですね。
以前、その話を知ってびっくりしたんですが、自分の所にもかかって来る様になりました。
「最近新しいMacを買われていませんよね」と電話があったので
「実は去年、Mac miniを買ったんですよ。実店舗のApple Storeで」
という受け答えで始まって、お金もないし、現行Macはイマイチ買おうとは思わない…
などとお話しているうちに、そーだなーMac miniだったらもう一台あってもいいかな
なんて風に考えている自分がそこに居たのでした！　バカです。


で、そうなると欲しいのが、後期G4 Mac miniの中にある、
サイレント・アップデート後に製造された匡体という事になって来ます。
あくまでも箱には従来のスペック、CPUのクロック周波数1.42GHz、
ビデオメモリ容量32MB、2.5インチHDD容量80GBかつ4500回転/分　
が記載されるも、実際に起動させて確認してみると
クロック周波数1.5GHz、ビデオメモリ64MB、HDD容量は同じながら5400回転/分
となっている「当たり」マシンがあるんですね。なぜか。
（光学ドライブがスパドラのものはドライブ性能も上がってます
これらの件に関してはこちらの記事等を参照下さい）

クロック数は5パーセントの違いなんて体感できないにしても、
ビデオメモリの倍増はPhotoshopを毎日起動させる身としては、
スクロールやブラシでの描画の表示がが速くなるのではないだろうか…とか
HDDが速くなっているならFinder操作が軽くなるのではないだろうかと思うのですが
販売する側としても見かけでは分からないし、分かったとしても言えないだろうしで
「1.5GHzのはないですかね」と聞いてみても
「申し訳ありません〜　1.42GHzです」としか答えてくれませんでした。

何にしろクラシック環境ででも旧OSが動く最後の機種の一つですし
予備として押さえておこうか、と注文、届いたminiをドキドキしながら確かめてみたら
やったー！！　希望通りの「当たり」miniでした！


本来Macを買い替えて、そのままの環境で使う際にはFWケーブル1本あれば
繋いで"移行アシスタント"にお任せでぼーっとしてしていればいのですが、

今迄使っていたminiはなんらかの不具合を放置していたらしく、
普段の使用する上でも少々不具合があるんですが、いつも修復アプリでも修復不可能と言われ、
今回も移行しようとしても何度やっても途中で止まってしまって進めませんでした。
そこで面倒ながら、.Mac会員専用ソフトであるBackUp＋手作業で環境再現することにしました。
せっかくの毎年の.Macへのお布施、こういう時にこそ使わないと（笑）。
一旦外付けHDDに旧Mac miniのホーム以下のディレクトリといくつかのアプリ、
OS9で使っている書類・アプリアレコレなどをバックアップ、
それを新Mac miniのホームに"復元"して、その他のファイルを手でコピー。
いくつかのアプリはインストールCDからの再インストールを要求されてしまいましたが
（GoLiveの古いバージョンのCDが見当たらないんですが、
これってこの際未開封のまま放置してあったCSにしろって事なんでしょうか…）
ほぼ今までの環境を再現できました！



いつも悩まされていた様々な不具合も、他のユーザーでログインすると一切無くなるので
きっと私のホームの中の"ライブラリ"に問題があるんだろうなと思っていたんですが
今回、ホーム以下をそっくり新しいマシンに持って来る事によって、
不具合ごと引き継いでしまうんだろうと諦めていましたが
どういう訳だかそれが新環境ではすっきり解決されています。なぜ!?

結局、1.5GHzになった事よりHDDが速くなった事よりも、
積もり積もった不具合が解消されて、全ての動作がキビキビするようになったのが収穫でした。
そういえばビーチボールも以前に比べると格段に回らなくなりました！
…って、それじゃ新しいマシンにした理由全然無いじゃんよ。